- 仕事が無い
- 今までの収入では親子で生活出来ない
- 仕事を探すにはどうしたらよいのか
シングルマザーになると沢山の悩みが一気に押し寄せて来ますよね。
その中でもお金についてはかなり大きな問題です。
この大きな問題のお金に直結する仕事探しについて詳しくお話しします。
逆に考えれば、この大きな問題が解決出来れば大きく一歩踏み出せるのではないでしょうか。
このブログで私がシングルマザー生活で実際に経験した事やファイナンシャルプランナーとしての知識をもとに、親子で楽しく、しなやかに生きて行けるように、ほんの少しお手伝いさせて下さい。
そもそも、仕事探しをしなくても資産や収入がある方や、援助を受ける事が出来る方には、このブログはお役に立てないかと思います。
シングルマザーの仕事探し|まずは自分と子供の現状を把握しましょう
現状って言われても・・・何を?
そうだよね。ざっくり過ぎて分からないよね。
まずは環境について考えてみようか。
- 親子のみで生活するのか。両親などと一緒に生活するのか。
- 賃貸なのか。持ち家なのか。
- 生活費は自分の収入だけなのか。自分の収入と合わせて養育費や両親などの援助があるのか。
- 子供の過ごす環境(幼稚園や保育園、小学校、中学校、高校)を変えるのか。変えないのか。
- 子供が低年齢の場合、預かってくれる人が居るのか。居ないのか。
これを把握すると、次に何をするべきかという事が見えてくるので、しっかりと考えましょう。
これによって、スタート地点が決まります。
メモなどに書き出してみる事をお勧めします。
頭では分かっていても、実際仕事探しの時に把握していなければならない事が抜けてしまっていたりすると、プランを立て直す事になる場合があるからです。
同じシングルマザーでも、環境によって、まったく違った生活になります。
ある程度決まっている方や、これから決めるという方もいるかと思います。
まずは、じっくりと子供と話し合いをして、お互い納得の行くように環境を整えましょう。
途中でやり直すことや、修正することはもちろん可能ですが、ある程度走り出すまでは、道を作っておくことをお勧めします。
親子のみで生活する?
親子のみでの生活なのか、両親や彼氏などと一緒に生活するのか。
ここで大事なのは、小さなお子さんのいる家庭の場合、見てくれる人が居るのかどうかを把握しましょう。
親子のみでの生活だとしても、実家が近くで自分が不在の時に見てくれる人がいるのなら、それをメモに残してください。
賃貸住宅で生活する?
賃貸なのか。持ち家なのか。
家賃を自分で払うのかどうか。これがポイントです。
持ち家だとしても住宅ローンを自分が払う、また、実家暮らしになるとしても少しでも自分が負担するのであればその旨をメモしておきましょう。
これから転居される方はその後の生活での事を考えて下さい。
生活費は自分の収入のみ?
完全に自分の収入のみで生活して行くのかそれとも養育費をもらったり、両親などからの援助があるのかどうかを見極めて下さい。
資産などがあって、しばらくはそれで生活をして行けるのかどうかも把握しましょう。
子供の過ごす環境を変える?
これからの生活に向けて、子供の幼稚園や保育園、学校などを変える予定がある、または変えた等で、これまでの生活費が変わって来たり、お子さんの心の変化があるかと思います。
お子さんの気持ちはこれからの仕事探しにとても大きく関わってくる重要な事です。
今までは事務的に考えられる事でしたが、ここはじっくりとお子さんと話しをしましょう。
ひとり親になったという事だけでも大きな環境の変化です。
学校などが変わって、友達も変わる事になる場合、今までの生活が更に大きく変わった(変える)場合、個人の性格にもよりますが、かなり大きく心の変化があると思います。
それによっては、仕事先を近所で探したり、仕事をするよりも出来るだけ多くの時間をお子さんと過ごせる時間に費やす方が良い場合もあります。
生活の為と、自分だけの気持ちで動くのでは無く、ここは一度立ち止まってお子さんの気持ちをしっかりと聞いて、今後の仕事の仕方を考えましょう。
子供を預かってくれる人はいますか?
これは、親子のみで生活する?と重複する部分もありますが、生まれたばかりの赤ちゃんや、未就学時のお子さんをお持ちの方に深く考えて頂きたいと思います。
ご両親がみてくれる方などは別として、保育園に預ける、ベビーシッターや保育ママさんにお願いするなど、自分が仕事をしている間、有料でも、完全にお願いすることが出来る環境にあるかどうか、考えてみましょう。
シングルマザー|環境を整えよう
色々と細かく書きましたが、これからは、親子だけの関係だけではなく、同志となるのです。
周りの人の意見もあるかとは思いますが、何と言っても生活して行くのは自分と子供です。
まだ言葉も話せないベイビーでも、あなたの生きる力になるし、心の支えになってくれる頼もしい仲間です。
歩き出す方向を間違えないように、まずは環境を整えましょう。
ある程度環境も整えられたので、
そろそろ仕事の話が聞きたいんですが?
お待たせしました~!と言いたいところですが、
もう1つ仕事探しの前にすることがあるんです。
えー!まだあるの?
早く仕事探ししないと。正直焦ってます。
わかる!焦るよね。けど落ち着いて。
次に考える事はお金の話です。
絶対に考えてからの方が仕事探しがスムーズに進むから。
シングルマザーのお金の話し|実際いくら必要なの?
- 生活費の把握
- 国や自治体から受けられる補助金
- 養育費や両親からの援助費
これから実際、生活費がいくら必要で、どれくらい働けばよいのか、具体的に考えていきましょう。
環境について考えてみて、大まかにどこにお金が必要なのか見えてきたのでは?
これから具体的にどれくらいのお金が掛かるのか把握して行きましょう!
生活費がどれくらいかかるのかを把握出来れば、どれくらい働らけば良いのかが見えて来ます。
シングルマザーの生活費どれくらい?
生活費について考えましょう。
実際毎月かかる金額を計算してみましょう。
- 家賃
- 光熱費
- 教育費
- 国民年金
- 国民保険
- 民間の保険
- 車を持っているなら税金、維持費、保険
- おむつ、シャンプー、洗濯洗剤等の日用品
- 衣服費
- 美容院代
- 食費
- 通信費
- クレジット
大まかにリストアップしてみましたが、この他にも、ペットを飼っている方は飼育費、趣味がある方はその費用、化粧品代 等々、自分や子供に関わる費用を全て算出してみて下さい。
シングルマザーが国や自治体から受けられる手当や支援を把握しましょう
これに関しては、自治体によっても金額が違ったり、受けられる支援がそれぞれ違うので、お近くの市役所や区役所に行ってみるのが最速かと思います。
WEBなどでの検索でももちろん直ぐに確認出来るのですが、理解出来ない部分や、受けられる支援を見落としてしまったりするので、出来るだけ市役所等に足を運ぶ事をお勧めします。
支援や手当は、自身で申請しないといけない事ばかりなので、抜けが無いように確認し、申請しましょう。
現状、自分の困っている事(経済面や子供の事に関して)にも相談にのってくれるので、自分で恥ずかしいと思う事でも、隠さずに話てみると良いと思います。
お子さんを連れて行っても、遊ぶ場所が設置されていたりするところが多くなってきているので、気軽に足を運べると思います。思いの外、同じような立場の人が多く訪れています。
ここで、ある程度、先に考えて頂いた環境を踏まえて、自分がどれくらいの手当や援助が受けられるのか、保育園や学校へ支払う金額はいくらくらいなのか、家賃助成はいくらなのかもはっきりしてくると思います。
シングルマザー養育費や親からの援助は受けられる?
養育費を受け取れるのか、両親等から援助が受けられるのか、確認しましょう。
養育費に関して、しっかりと公的な約束をして滞りないように、受け取れるようでしたら、今後の生活費の計算に盛り込んで行きましょう。
今後必要な生活費=先に計算した生活費-(支援金、手当等)-(養育費+援助費等)
※養育費や援助費が増えると、手当等が満額頂けない場合があるので、その点考慮して下さい。また、今後働く事で、公的年金等、全部免除されていたものが一部免除になったり、通常の支払いに戻ったりで支払うようになって行くことも認識しておいて下さい。
まとめ
ここまで来たら準備完了です!
自分の気持ちや子供の気持ちをよ~く考えて、楽しくお仕事探しして行きましょう!
自分と子供の状況を確認しましょう
- 環境について把握し整えましょう
- お金について考えましょう
ここまでこの2つの事を考えてみて、あなたはどう感じましたか?
これが現実かと目をおおいたくなる部分もあったかと思います。
また、既に考えていた方は答え合わせをするように、確認が出来たかと思います。
私がシングルマザーになりたての頃は、住む場所もなく、賃貸の部屋を借りる事すらなかなか出来ずに途方にくれた時もありました。
貯蓄があったわけでも無いのでとにかく仕事をしなきゃと焦って、すぐに始められる仕事について、実際働きだしてから、もう少し条件を考えて仕事探しすればよかった。これで良かったのかと何度も考えながら仕事をしていました。
このブログを読んでくれたシンママ家族には、そんな不安を感じる事の無いように、ママも子供もみんなが楽しく、しなやかに生活して行って欲しいと心から思っているので、私がもっとこうしておけば良かった、こうしたら上手くいったと考えられる事を惜しみなく発信して行きたいと思っています。
かなり大まかですが、これで今後のあなたの仕事探しに必要な準備が出来ました。
これをもとに、今後シングルマザーの仕事探しをして行きましょう!